CalSTRS、ウェスト・サクラメントでの拡張計画を承認

2018年12月18日

カリフォルニア州教職員退職金制度の管理委員会である教職員退職金委員会は、ウェスト・サクラメント本部の約27万5,000平方フィートの拡張工事を承認した。

を実施する上でますます複雑化する課題に対応するため、組織を成長させることができる。 CalSTRS 共同投資モデル と年金制度の継続的な管理を行う一方で、長期的に基金の投資資産と資本リターンを最大化する。

理事会の決定により、CalSTRSの既存のウェスト・サクラメントに隣接する拡張施設の建設スケジュールが動き出し、完成予定は2021年半ばとなる。さらに、拡張の決定により、20万平方フィート以上の賃貸可能なオフィススペースが、CalSTRSの現在のリバーフロントにある プラチナLEED廃棄物ゼロ認証ビル第三者からのリース収入も見込めるため、ファンドの投資資本はさらに増加する。ダウンタウンエリアやその近辺にはAクラスのLEEDオフィススペースが不足していることから、需要は高いと予想される。

「サクラメント地域には、都市中心部に位置する同等の賃貸オフィス・スペースはありません」と、最高投資責任者のクリストファー・J・アイルマンは述べています。「この拡張により、投資オフィスは内部管理を拡大し続けることができます。ウェスト・サクラメントで運用できる投資案件が増えれば増えるほど、ウォール街の外資系企業に支払う費用は少なくなります。実際、内部投資マネージャーが1人増えるごとに、ファンドは年間約120万ドルの外部管理手数料を節約できる。新しいCalSTRS協働モデルの重要な要素は、投資機会を監督し直接管理できる優秀なスタッフを雇用することです。そして、新しく拡張された本部施設は、そのような人材を成長させ、惹きつけ、維持することを可能にします。"

ウェスト・サクラメントのクリストファー・カバルドン市長は、「CalSTRSは過去10年間、素晴らしい隣人でした。ウェスト・サクラメントに、CalSTRSの環境保護とコミュニティ精神を共有するテナントが入居するような、先進的なデザインの革新的なオフィス・スペースが賃貸市場に出てくることを嬉しく思います。"

2006年、CalSTRSが現在の409,000平方フィートの本部を承認した際、組合員数、基金資産、職員の増加が予測されたため、将来的な拡張を考慮に入れて計画された。組織の成長に伴い、既存本部での最適化努力により、スペース使用は当初の予定より3年延長された。これによりCalSTRSは、現在地での建設、既存ビルの取得、地域内の追加スペースのリースなど、様々な拡張オプションを熱心に調査・検討する時間を得ることができた。

ビルの拡張スペースは27万5,000平方フィート近くに及び、3億ドルを超えないよう厳しい予算が組まれているが、グリーンボンドの可能性も含め、リース収入債による資金調達が見込まれている。最終的な予算額は2019年夏の終わりまで見込めないが、資金調達の選択肢を分析した結果、リース収入債による資金調達が最も効率的な手段であり、コストと運営効率の面で長期的に最も価値があることが実証された。

によって設計された。 ZGFアーキテクツLLP からの相談と監督を受ける。 リッジ・キャピタル そして DPR建設また、環境面だけでなく、健康面やコミュニティーのつながりを促進する、この地域で最も持続可能な施設となる。この設計は、CalSTRSの会員サービスと従業員の生産性という目的を効果的に実現する一方で、長期的な組織資産として商業的に受け入れられる建設戦略を取り入れている。さらに、このビルは敷地内で80％の再生可能エネルギーを利用する予定であり、これによりCalSTRSは、環境面だけでなく、地域社会とのつながりも促進することができる。 ゼロ・ネット・エネルギー (ZNE）施設の指定。

クリス・エイルマン最高投資責任者（CIO）は、次のように続けた。「私たちの事業拡大への投資は、基金の資産と退職給付を効率的かつ確実に提供する能力を構築することにより、加入者の財政的な未来を確保するというCalSTRSの使命に貢献するものです。また、長期的な機関投資家として、私たちは、資本支出が適切な投資収益率によって支えられていることを確認しながら、資源消費の削減を含む、建物建設を取り巻く進化する要因を考慮する持続的な歴史を持っています。"

「グレーター・サクラメント経済協議会（Greater Sacramento Economic Council）のバリー・ブルーム（Barry Broome）会長兼最高経営責任者（CEO）は、「CalSTRSは、Aクラスのオフィススペースを賃貸可能にすることで、地域の経済成長のために賢明な行動をとりました。「10年前にCalSTRSが本社を建設した際、彼らはウォーターフロントに高品質で耐久性があり、環境的に持続可能な製品を用いて建設することで、先を見据えたのです。